1歳の養子を虐待し殺害、母親を拘束 「家から怒鳴り声」と近隣住民の証言も=韓国(画像提供:wowkorea)
1歳の養子を虐待し殺害、母親を拘束 「家から怒鳴り声」と近隣住民の証言も=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で1歳の養子を虐待し死亡させた容疑がもたれる母親が11日、拘束された。

 ソウル南部地裁の部長判事はこの日、母親に対する令状実質審査をおこない「逃亡する恐れ、そして証拠隠滅の恐れがある」として拘束令状(逮捕状)を発給した。

 母親が養子に迎えた子どもは去る10月13日、身体に複数の痣(あざ)がある状態でソウル市の病院に運ばれ、死亡した。国立科学捜査研究院の解剖結果、死因は「外力による腹部損傷」だった。

 死亡した子どもはことし夫婦のもとに養子に入ったが、5月から虐待の疑いがあるとして近隣住民より3度通報されたが、警察は証拠など疑わしい点を見つけることができず、子どもを自宅に戻していたことがわかった。

 死亡時、子どもは頭がい骨損傷、臓器損傷の状態で、肋骨が複数折れた痕跡もあったという。

 警察は防犯カメラなどを通して7月ごろ、アパート内エレベーターで母親がベビーカーを強く押して壁にぶつけ、子どもの首を掴んで持ち上げるなど虐待するようすを確認したと伝えられている。

 また、MBCの報道によると、子どもが死亡した日に家から重い物が床に落ちるような音が数回聞こえたとの証言を近隣住民から得たという。さらに、子どもが死亡する直前には十分な食事を与えていなかったこともわかった。
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