韓国で明日（13日）から「マスク未着用に過料」、店主は客足減少を懸念

韓国で、新型コロナウイルス拡散防止のため13日より交通機関など多数が集まる室内、屋外でマスクを着用しない者に「過料」を科す「マスク着用義務化」期間が開始される。

　マスク義務化を前に11日、ソウル都心部でインタビューに応じた市民らは過料について「避けることのできない措置」と同意する一方、「公務員と市民間の衝突が心配」との声も多かった。加えて、マスク義務化の開始日がいつなのか明確にわからない市民もいたという。

　また、自営業者らは客がマスクを着用しない場合、店主が罰金を支払わなければならない部分を負担に感じている。特に、外食の際に飲食しているときと飲食が終わった後を区別する”判断”が難しいと話し、さらに「今より客足が減少するのではないか」と敏感に反応した。

　なお、韓国では13日より交通機関や不特定多数が集まる屋外でマスクを着用しない場合、10万ウォン（約9000円）以下、施設管理運営者は300万ウォン（約27万円）以下の過料を支払わなければならない。