ドナルド・トランプ行政府は、中国に対して依然として強硬な態度をみせている中、マイク・ポンペオ米国務長官は「中国問題に関して、トランプチームはまだ終わっていない」と語った。

11日 米国のブルームバーグ通信によると、ポンペオ長官はこの日 ロナルド・レーガン研究所で行なわれた演説で、行政府による中国政策を詳細に説明しながら、前例にないほどの強い中国非難をした。ポンペオ長官は中国共産党を「権威主義的で、残忍で、人間の自由に反して統治している、マルクス・レーニン主義の怪物だ」と語った。

また ポンペオ長官は別の場で、米国務省のキース・クラック経済次官が11月20日に台湾と米国との「経済繁栄パートナーシップ対話」を主導することを発表した。クラック次官は41年ぶりに初めて米国最高高官として、去る9月に台湾を電撃訪問している。

ポンペオ長官の発言は、米国が香港の自治権を侵害した容疑で起訴された当局者4人に対して追加制裁を加えてから一日経ってのものである。任期の残りが約2か月となったトランプ行政府であっても、中国に対しては依然として鋭く厳しい対応であることが示唆された。

ポンペオ長官はこの日の演説で、ロナルド・レーガン元大統領のソ連関連の発言を引用し、中国人たちが究極的に一党支配から解放されると展望した。ポンペオ長官は「結局 中国国民は、ソ連国民と同様、究極的に中国の歴史の進路を決定する人となるだろう」と語った。

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