「博士部屋」運営者に個人情報渡した元社会服務要員、二審で「被害者の合意を望む」(画像提供:wowkorea)
「博士部屋」運営者に個人情報渡した元社会服務要員、二審で「被害者の合意を望む」(画像提供:wowkorea)
韓国史上最悪のネット性犯罪「n番部屋事件」で、Telegram(テレグラム)内チャットルーム「博士(パクサ)部屋」の運営者チョ・ジュビン被告に被害者らの個人情報を渡した容疑で裁判を受け、実刑を言い渡された元社会服務要員が二審で、被害者と合意(示談)を望む意思を明らかにした。

 ソウル中央地裁の審理で11日に開かれたチェ某被告(26)の個人情報保護法違反などの控訴審の第1回公判で、チェ被告の弁護人は「個人情報流出で被害を受けた人と示談をしたい」と述べた。

 ただし、弁護人は「連絡先がなく、(被害者の)電話番号を受け取り被害者に合意の意思を打診したい」とし、裁判所は「被害者本人ではなく、被害者の弁護人がいれば、同意を得て連絡先を知らせるようにする」と答えた。

 チェ被告は昨年1月から6月までソウル・ソンパ(松坡)区のある住民自治センターで社会服務要員として勤務しながら、職員の公認認証書やIDで出入国システム・住民登録管理システムに侵入し、204人の個人情報を無断で照会した疑いがもたれている。
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