国際追悼式に出席した丁世均首相(中央)=11日、釜山(聯合ニュース)
国際追悼式に出席した丁世均首相(中央)=11日、釜山(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争の国連軍参戦者を追悼する「国連参戦勇士の国際追悼の日」を迎えた11日、戦死者が眠る韓国南部・釜山の国連記念公園で国際追悼式が開催された。出席した丁世均(チョン・セギュン)首相は「朝鮮半島の平和を目指し、揺るぎなく進んでいく。朝鮮半島の平和定着は国連参戦勇士の犠牲と献身に対する最高の恩返しだ」と述べた。「強い国防を土台に、朝鮮半島の恒久的な平和体制に向けて絶えず対話を模索していく」とも語った。 丁氏は、国連軍兵士の参戦は「韓国の自由と平和を守る正しいことだった」と強調。その上で、「韓国が参戦勇士たちの崇高な意を受け継ぐ。国連参戦国との同盟を一層固く守っていく」と述べた。 韓国で3月に関連法が制定され、国連参戦勇士の国際追悼の日は今年初めて法定記念日となった。
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