ハンファ会長の善処嘆願書公開、世論の好転期待か

ハンファグループの金升淵（キム・スンヨン）会長の暴行事件と関連し、大韓商工会議所など経済5団体のトップが先月末、検察総長とソウル中央地方裁判所長に善処を求める嘆願書を送っていたことが分かった。ハンファグループが17日に明らかにした。
　嘆願書は「金会長が法に適した手続きを踏まず私的に対応したことは大きな過ちだったが、個人の一時的な感情による事件が企業全体の経営活動に膨大な支障を招くのは望ましくない」と述べている。また、金会長は遅くなったとはいえ過ちを反省し国民の前で謝罪しており、世論の批判や長期の拘束捜査などで大きな傷と苦痛を受けた点を配慮してほしいと求めた。

　ハンファが金会長の拘束時に提出された嘆願書をこのほどの保釈請求後に公表したのは、金会長の釈放に対し好意的な世論が高まることを期待したためとみられている。


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