仁川国際空港で北京行きの便の搭乗手続きをする人たち(資料写真)=(聯合ニュース)
仁川国際空港で北京行きの便の搭乗手続きをする人たち(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国から中国に渡航する人は11日から、新型コロナウイルスの検査を2回受け、いずれも陰性であることを確認する証明書を提出しなければならない。

 在韓中国大使館などによると、定期便の搭乗前の48時間内に発給を受けたPCR検査の陰性証明書2枚の提出が義務付けられる。1回目と2回目の検査の間には3時間以上の間隔を空けなければならない。

 不定期便の場合は搭乗前の72時間以内と36時間以内の検査結果を提出する必要がある。

 1回目と2回目の検査は中国大使館が指定した医療機関のうち、別々の機関で受けなければならない。

 従来は搭乗前72時間以内のPCR陰性証明書の提出を求めていたが、新型コロナウイルスの世界的な感染再拡大を受け、英国やフィリピン、ベルギーからの入国を制限するなど、防疫措置を厳格化している。

 検査費用は本人負担で、2回の検査と証明書発給にかかる費用は約40万ウォン(約3万7700円)となる。


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