公共医科大学の予算を削減する? 予決小委員会の審議結果に驚く韓国与党…全体会議‘延期’(画像提供:wowkorea)
公共医科大学の予算を削減する? 予決小委員会の審議結果に驚く韓国与党…全体会議‘延期’(画像提供:wowkorea)
来年度の韓国の保健福祉部などの予算案を議決するため、10日午後開かれる予定だった国会保健福祉委員会(福祉委)の全体会議が公共医科大学の予算をめぐる与野党の対立で開かれず、1週間延期された。

複数の福祉委関係者によると、この日午前に開かれた福祉委予算決算審査小委員会で、与野党は公共医大設立関連予算を本予算からすべて削る代わりに、今後関連法が設けられ、議政協議などを経て‘予備費として支援できる’ようにすることで合意した。

政府の公共医大設立計画が医療界の集団休診事態を経て、一旦保留され、現在としては予算編成が不適切だという趣旨の野党意見が受け入れられたものと見られる。

こうした内容が盛り込まれた来年の保健福祉部、食品医薬品安全処、疾病管理庁の予算案は、この日午後5時に開かれる保健福祉委員会全体会議で議決される予定だった。

しかし、予算決算審査小委員会の審議結果を聞いた共に民主党が、遅れて内容と方式に問題を提起して強く反発したことで状況がこじれた。

福祉委与党幹事のキム・ソンジュ(金成柱)共に民主党議員はニュース1との通話で「野党側が突然に強く削減意見を出したため、我々としても受け入れられなかった」と述べた。

これに対し、福祉委野党幹事で予算決算審査小委員会委員のカン・ギユン(姜起潤)国民の力議員は通話で、「(予算決算小委員会の)速記録にすべて記載されているだろう」とし、公共医大予算を削減する手続きに何も問題はなかったとの立場を示した。

与野党の意見が対立し、来年の予算案を審議・議決するために開かれる予定だったこの日の福祉委全体会議は、結局開かれなかった。

与野党は翌日(11日)に予定されている福祉委員会の現場視察などの日程を消化した後、17日に再び福祉委員会全体会議を開き、予算案について論議するものと予想される。

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