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韓国情報機関トップと菅首相が会談 徴用賠償問題など協議か
【東京聯合ニュース】韓国情報機関・国家情報院の朴智元(パク・チウォン)院長が10日午後、東京都内の首相官邸で日本の菅義偉首相と会談した。加藤勝信官房長官が定例会見で明らかにした。 徴用賠償問題など韓日間の懸案を巡り、どのような協議が行われたのか注目される。 朴氏は8日に成田空港から日本に入国。この日までに自民党の二階俊博幹事長、北村滋国家安全保障局長、滝沢裕昭内閣情報官などと面談した。 二階氏は前日、朴氏との面談について、大変重要な隣国である韓国との関係について率直な意見交換をしたとし、十分に信頼関係を維持して行くことができるという確信を得たと話した。 菅政権発足後、韓国の政府高官が訪日したのは朴氏が初めて。 朴氏の訪日に続き、12~14日には韓国の超党派の国会議員でつくる韓日議員連盟の幹部らが日本を訪れる予定で、菅政権発足を機に両国政府と政界の人的交流が活発化する様相を呈している。 強制徴用訴訟を巡る韓国大法院(最高裁)判決に基づき、日本企業の韓国内資産の現金化が進められる中、外交関係者は、両国の高官や要人の交流が、徴用賠償問題の解決につながるのか注目している。