政府消息筋が17日明らかにしたところによると、合同参謀本部の作戦本部を「合同作戦本部」に転換する案がほぼ確定したもようだ。合同作戦本部は2009年に発足する。朝鮮半島の戦区作戦本部の役割を担い、陸軍の地上軍作戦司令部と海軍作戦司令部、空軍作戦司令部に対する統合調整役として有機的な合同作戦を企画・実行する。合同作戦本部長の階級はこれまで通り中将とし、合同参謀議長(大将)が合同作戦本部長経由か、または直接各軍の作戦司令官を作戦指揮する形態で作戦統制権を行使することになりそうだ。
また、合同参謀本部は1990年から4本部体制で運営されていたが、人事軍事本部を廃止し合同作戦本部の下に担当組織が新設することで、情報本部と戦略企画本部、合同作戦本部の3本部体制に移行する方針だ。
作戦統制権の単独行使に備え、合同参謀本部に合同軍司令部を設立する案を検討していたことについては、2012年4月に作戦統制権が転換された後で長期検討課題として扱うことになったという。
韓米は今月中に作戦統制権の転換など未来の指揮関係に関するロードマップの履行計画を確定することになっている。合同作戦本部の発足日程などもこれに盛り込まれるようだ。2010年から2011年までに3回の合同演習を実施し、韓国軍による作戦統制権単独行使の準備態勢を検証する計画も入っているとされる。
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