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文大統領はこの日午後2時、青瓦台与民1館で首席・補佐官会議を通じて米国大統領選挙の結果と関連し、初めての公式席上でのメッセージを出した。これに先立ち文大統領は前日(8日)、SNSを介してバイデン候補とカマラ・ハリス副大統領候補にお祝いのメッセージを送っている。
文大統領はトランプ政権の任期が残っているだけに、最後まで協力を通じて防衛費分担金など米韓間の懸案について最大限の成果を出すように努力し、新たに発足するバイデン政権との疎通を通じて、堅固な米韓同盟を構築していくという意志を示した。
文大統領は「米韓同盟の強化と朝鮮半島平和プロセスの進展にいかなる空白も生じないようにする」と強調した。
朝鮮半島の非核化問題と関連し、これまでトランプ大統領との首脳間の親交を中心に続いてきた成果を礼遇し、バイデン政権と協力してさらに発展させていくという意志を明らかにした。
文大統領は「韓国政府は、朝鮮半島平和プロセスを揺るぎなく推進するという確固たる意志を持っている」と明らかにした。
特に文大統領は「トランプ大統領とは、首脳間の固い友情と信頼をもとに、上手く協力し、米国民主党政府は韓国の民主党政府と平和プロセスを緊密に協力してきた経験がある」と説明した。
トランプ大統領は、歴代米国大統領の中で初めて軍事境界線を越えており、キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長と三度会い非核化について議論した朝鮮半島の非核化問題が進展したことは評価するべきだという意味とも読み取れる。
また、バイデン候補が大統領選挙で勝利し、民主党政府が構成されることになったが、バイデン次期大統領が過去にキム・デジュン(金大中)大統領の太陽政策を支持し協力してきたという事実を言及し、関連性を強調した。
朝鮮半島非核化の当事者である米国大統領が変わることになったが、これまで歩んできた平和への道のりに対する原則にバイデン次期大統領が同行できるという「手振り」とも解釈される。
文大統領は、米国の新しい指導者が誕生しただけに南北関係でも「新たな機会と解決策を模索できる環境が整うことを期待している」とし、対北朝鮮メッセージを一緒に伝えた。
トランプ大統領の退場が南北関係の危機ではなく、むしろ新たな機会になり得るという点を強調したものである。トランプ大統領と歩調を合わせてきた金正恩北朝鮮国務委員長が抱いている不安を考慮したものと分析される。
文大統領は、「我々韓国は、朝鮮半島生命・安全共同体を作っていくとともに、平和と繁栄の朝鮮半島のために、積極的に努力する準備ができている」とし「米韓間の堅固な協調と一緒に南と北が朝鮮半島問題の当事者として、さらに重要な役割を果たしていけるようになることを願っている」と明らかにしたのも同じであると解釈される
また、米韓同盟の軸である‘経済協力’と関連し、バイデン候補が強調してきたカーボンニュートラルと気候変動への対応政策が文在寅政府の2050年カーボンニュートラル目標とグリーンニューディール政策と‘一致’するという点を強調し、「同じような価値指向と政策的共通点が新型コロナウイルス以降の時代を一緒に開いていく基礎になることを期待している」と述べた。
米国の‘政権交代’が持つ政策の不連続性にもかかわらず、依然としてバイデン政権との接点が少なくないことを強調し、米韓協力の可能性を示したものである。
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