韓国　けさのニュース（１１月５日）

◇ハロウィーンでの感染拡大懸念　連鎖の不安も　首都圏をはじめ、各地で新型コロナウイルスのクラスター（感染者集団）の発生が相次ぐなか、４日に発表された１日当たりの新規感染者数は３日ぶりに１００人を上回った。このところ感染が連鎖する速度と範囲が拡大し、若者らがクラブや飲食店などに集まったハロウィーン（１０月３１日）に関連する感染拡大も懸念されており、今後も３桁台の感染者が出る可能性が高い。◇北朝鮮が最高人民会議常任委　禁煙法など採択　北朝鮮の朝鮮中央通信は５日、最高人民会議（国会に相当）常任委員会が４日に開かれ、たばこの生産や販売、喫煙に対する規制を強化する禁煙法などを採択したと報じた。禁煙法には劇場や映画館など公共の場、保育機関、教育機関、医療機関などに喫煙禁止場所を指定するよう定め、処罰規定も盛り込まれた。北朝鮮は２００５年に「禁煙統制法」を制定し、公共の場での喫煙規制を強化したが、同法を一層強化した法を採択したことになる。◇韓国系女性が初の米連邦議員に　「韓国人の母、見習いたい」　ＡＰ通信は４日（現地時間）、前日に行われた米連邦議会の下院選挙で、韓国系のマリリン・ストリックランド（韓国名スンジャ）候補が当選したと報じた。韓国人の母と米国人で黒人の父の間に生まれたストリックランド氏は、これにより米連邦下院初の韓国系女性議員かつワシントン州初の黒人下院議員となった。同氏は同州タコマ市長を務めていた１６年、「この国に移民として来た母の力について考える。私は彼女の回復力と忍耐力、強靭（きょうじん）さを見習いたい」と語った。