4日(現地時間)ロイター通信によるとトランプ再選キャンプは今までミシガン・ウィスコンシン・ペンシルベニア等3つの州で開票中断要請を出した。選挙人団が46人にもなるこれらの地域は、大統領選の勝負を左右する。
ビル・シュテフィアン・トランプ選挙対策委員長はこの日の記者会見で、2つの地域の当局に開票結果の再集計を要請する計画だと明らかにした。
特にウィスコンシン州に対しては根拠を提示しないまま、「いくつかの郡で不正行為があった」とし「開票結果に大きな疑問を持っている」と主張した。
ウィスコンシン州(選挙人団10人)は、開票初・中盤まではトランプ大統領がリードしたが、終盤にバイデン候補が逆転した。ミシガン州(16人)も開票率96%を超えた時点でバイデン民主党候補が0.6%ポイント差でリードしている。
よってバイデン候補は大統領選挙勝利のためのマジックナンバー(270人)まで選挙人団22人だけを残した状況となった。
トランプ大統領の動きについて批判の声も高まっている。西欧と旧ソ連全域選挙を監視する欧州安全保障協力機構(OSCE)のマイケル・ゲオルクリンクは「トランプ大統領が組織的に不正選挙が行われたという疑惑を根拠なしに提起し、民主主義の信頼を傷つけている」と批判した。
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