4日、ソウル地方鉄道特別司法警察隊によると、同日午前8時40分ごろ、インチョン(仁川)市に住むA容疑者(50代前半)を検挙した。
A容疑者は今月1日午後10時19分ごろ、ソウル~仁川方面のキョンイン(京仁)国鉄1号線急行列車の車内でタバコを吸った容疑が持たれている。また、酒を飲みながら暴言を吐いた容疑もある。
A容疑者は一緒に乗っていた乗客の通報により、トンアム(銅岩)駅で現場に出動した地下鉄駅の関係者から下車要求を受けたが応じず、チュアン(朱安)駅で降りた後、現場から離れ逃走した。
その後、警察は捜査に着手し、1日午後10時21分、ブピョン(富平)駅から乗客A容疑者が下車した地点の朱安駅までの約10分、地下鉄の車内で缶ビールを飲みながらタバコを吸い、抗議する他の乗客に暴言を吐いたことを確認した。
警察は事件発生後、周辺の監視カメラなどを追跡し、犯行3日後の4日、A容疑者を逮捕した。
取り調べの結果、A容疑者はある会社の非正規職労働者で、職場のあるプチョン(富川)から地下鉄に乗って住居地の仁川に来る途中、犯行に及んだことが確認された。
A容疑者は警察の取り調べに対し、「酒に酔って(犯行を)行った」と述べ、すべての容疑について認めたという。
警察はA容疑者を鉄道安全法上の喫煙行為として過料30万ウォン(約2万7000円)の処分とし、軽犯罪処罰法上の飲酒騒乱行為として罰金5万ウォン(約4500円)を賦課した。
しかし、マスク未着用については、猶予期間のため追加処分をしなかった。
警察は、無賃乗車などの追加容疑について捜査を進めている。
警察関係者は「飲酒、喫煙の容疑については認めた」とし「余罪があるものと見て、さらなる容疑については捜査中」と述べた。
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