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SKハイニックスの営業益 2.75倍に=7~9月期
【ソウル聯合ニュース】韓国の半導体大手SKハイニックスが4日発表した7~9月期決算によると、本業のもうけを示す営業利益は1兆2997億ウォン(約1204億円)で前年同期の2.75倍になった。新型コロナウイルスの感染拡大による「巣ごもり」需要の増加などに伴い、半導体の需要も伸びた。売上高は前年同期比18.9%増の8兆1288億ウォンだった。 前期比では営業利益が約33%、売上高が約6%、それぞれ減少した。データセンター向けのサーバー用半導体メモリーのDRAMと、記憶装置SSDの需要が下振れし、価格が弱含みとなったためだという。 DRAMをみると、サーバー用が振るわなかった一方で、モバイル用とグラフィックス用の新規需要があった。一部のコンシューマー需要の拡大にも対応した結果、全体の出荷量が前期比4%増加したが、平均販売価格(ASP)は7%下落した。 データを長期保存するNAND型フラッシュメモリーはモバイル用と新規のコンソール(ゲーム専用機)用SSD販売の拡大で出荷量が9%伸びた。ASPは10%の下落となった。 SKハイニックスは、10~12月期も季節的な要因でモバイル用の需要増が続く上、パソコン用製品の販売も好調と見込んでいる。