3日業界によると、国内バッテリー3社の第3四半期の電池部門の売上額は計6兆117億ウォン(約5550億円)と集計された。これは昨年第3四半期(4兆3522億ウォン)より38%増加した数値だ。
営業利益も増加の流れだ。第3四半期にバッテリー部門でLG化学は1688億ウォン、サムスンSDIは1400億~1500億ウォン(推定)の営業利益を、SKイノベーションは989億ウォンの営業損失で、合計2000億ウォン以上の営業利益を収めたものと推定される。昨年第3四半期(約1000億ウォン)より2倍も増加した。
これは国内3社の主なバッテリー需要先である欧州の電気自動車市場の拡大に伴うものだ。欧州は二酸化炭素の排出量基準を満たさない自動車に罰金を科すなど、環境規制を強化する流れだが、このため電気自動車の需要が増加し国内企業のバッテリー売り上げも大幅に増加した。
あるバッテリーメーカーの関係者は、「事業着手の時点から大規模投資が必要な業種の特性上、現在までバッテリー事業は小さいものの、持続をしてきた」とし、「今後はバッテリー事業で構造的な利益を上げ、その幅も次第に拡大する時点にきている」と説明した。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 85