滝崎成樹 外務省アジア太平洋州局長は韓国外務省庁舎で、日韓北核首席代表協議をもった(画像提供:wowkorea)
滝崎成樹 外務省アジア太平洋州局長は韓国外務省庁舎で、日韓北核首席代表協議をもった(画像提供:wowkorea)
去る29日に会った日韓北核首席代表は、北朝鮮が来月の米大統領選と、来年1月の朝鮮労働党大会まで、情勢を見守るものという見解で一致したことが、今日(30日)伝えられた。

韓国外交部(外務省に相当)のイ・ドフン(李度勲)朝鮮半島平和交渉本部長と、滝崎成樹外務省アジア太平洋州局長は韓国外務省庁舎で、日韓北核首席代表協議をもった。

この場で両国代表は、基本的な対北政策の立場を交換し、多様な懸案に対する包括的な話合いをもったことが伝えられている。

韓国外交部の当局者はこの日 記者たちからの、去る10日 北朝鮮の閲兵式などをきっかけとした北朝鮮の今後の動向についての質問に「北朝鮮も状況を動かす措置をとるより、11月の米大統領選と来年1月の自分たちの党大会までは、状況を見守る姿勢を維持するようだとみる(日韓間の)見解の一致があった」と説明した。

この当局者は、北朝鮮が米大統領選の結果によって武力挑発を敢行する可能性について「現在としては、北朝鮮も状況を見ているようだ」とし「具体的には、米大統領選が終わった後に、(日韓間で)評価を共有することになるだろう」と語った。

また 今回の協議では、ムン・ジェイン(文在寅)大統領による「南北終戦宣言」に関する話し合いもなされたと、この当局者は伝え「“終戦宣言”は、北朝鮮の非核化交渉が始まってから、いつもテーブルに上がっている議題だ」とし「日本政府の基本的立場としては、北朝鮮との対話はいつでも開かれているということだ」と語った。

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