生前の李健熙氏(資料写真)=(聯合ニュース)
生前の李健熙氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが29日に発表した調査結果によると、25日に死去した韓国・サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長が韓国社会に寄与した功労について、84.3%が「功労が大きい」と回答した。「功労が大きくない」は11.5%にとどまった。

 一方、李氏の過ちについては「過ちが大きい」との回答が49.2%、「大きくない」が43.2%で拮抗(きっこう)した。

 保守層は60.5%が「過ちが大きくない」と回答したのに対し、進歩(革新)層は67.4%が「過ちが大きい」と答えた。

 韓国の大企業や財閥を巡っては国の経済発展に寄与したとの評価がある一方、権力と癒着した不正なども問題になっている。

 調査はオーマイニュースの依頼を受け、27~28日に全国の18歳以上の1000人を対象に実施された。


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