韓国ソウルの保健所で、市民たちが新型コロナの診断検査を受けるために、医療陣の説明を聞いている(画像提供:wowkorea)
韓国ソウルの保健所で、市民たちが新型コロナの診断検査を受けるために、医療陣の説明を聞いている(画像提供:wowkorea)
全世界で新型コロナウイルス感染症の流行“第2波”が本格化している中、再び「K防疫」が注目されている。世界のメディアは、韓国の例外的な成功を称賛しながら、「政府と市民間の信頼」、「社会正義」、「デジタル連結性」がその成功の理由だと分析している。

英国の日刊紙“ガーディアン”は 韓国と英国を比較しながら、危機に対応する“韓国政府の瞬発力と信頼度”を韓国の防疫成功の理由としてあげ、米月刊誌“アトランティック”は 普遍的な“マスク着用”をその成功理由としてあげた。

ペンシルベニア医学大学の教授は論文で、韓国が民主主義と健康を基にした“社会正義”をもっていると分析し、香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)は 韓国の“先進的なデジタル化”が成功の理由のひとつだと報道した。

米月刊誌“アトランティック”は、韓国が広範囲のロックダウンを実施しなくても、かなり成功的に新型コロナに対応したと評価した。ロックダウンよりもマスク着用、集会人員制限、感染の疑いのある人を速やかに見つけ、その接触者を素早く追跡することなどを実施し、遊興施設やナイトクラブを閉鎖したと伝えた。

SCMPは、新型コロナの流行以前も、インターネットの連結性が著しかった韓国が、新型コロナが発見された直後から デジタル資産をうまく活用したと評価した。また 公務員たちもクラウド基盤のコンピュータシステムを遠隔で扱うのに慣れていて、発生した感染症に対する対応がきちんと中央集中化されていたと評価した。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96