新たに確認された市中感染者は104人と、9月24日(109人)以来、4週ぶりに100人を超えた。感染防止に向けた「社会的距離の確保」の措置は今月12日に最も低いレベルに緩和されたが、その基準である「感染者50人未満」の2倍超にあたる。
地域別にみると、京畿道が62人、ソウル市が18人、仁川市が2人と首都圏が82人を占めた。これは今月7日(83人)以来の高水準。このほか、忠清南道が11人、釜山市が5人、大邱市と江原道、全羅北道がそれぞれ2人だった。
重症化しやすい高齢者や基礎疾患のある人が多い療養型病院、リハビリテーション病院での集団感染などに関連した感染確認が続いている。ソウル近郊の京畿道広州市にあるリハビリ病院に関係する感染者は21日昼までで累計86人になった。ソウル市道峰区の専門病院関連の感染者は68人に、釜山市の療養型病院は81人に、それぞれ増えた。
また新たに、京畿道富川市で家族の集まりに参加した12人の感染が判明した。首都圏ではほかにも家族、知人の集まりを介した感染が拡大傾向にある。
一方、海外からの入国者の感染確認は17人で、前日(34人)から半減した。9人は空港や港湾での検疫で感染が確認され、残りの8人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から3人増えて計453人となった。韓国国内の平均致死率は1.77%。
21日の検査件数は1万1836件で、前日より344件少なかった。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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