ソウル市内の施設でインフルエンザの予防接種を受ける市民(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市内の施設でインフルエンザの予防接種を受ける市民(資料写真)=(聯合ニュース)
◇インフル予防接種後に死亡 全国で計13人に  韓国南東部・慶尚南道昌原市でインフルエンザワクチンの無料予防接種を受けた70代の男性が死亡した。予防接種との関連が疑われる事例は、全国では13例目。疾病管理庁は、疫学調査と解剖による死因の究明などを進めている。◇新規コロナ感染者再び3桁台に増加 市中感染・海外流入が同時拡大 療養型病院やリハビリ施設など医療機関で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)の発生が相次ぐ中、秋夕(中秋節)の連休や家族・知人との集まりに関連する小規模なクラスターも各地で発生し、懸念が高まっている。さらに海外からの入国後に感染が確認される事例も再び増加傾向を示し、防疫当局は市中感染と海外流入を同時に遮断しなければならない「二重苦」に直面している。新規感染者数は16日から6日間連続で100人以下を維持したが、21日は91人と100人に迫り、22日午前に発表された統計では121人と再び3桁台に増加した。◇きょうサムスントップの初公判 グループ経営権継承問題で サムスングループの経営権継承に絡み、資本市場法上の不正取引行為および相場操縦、業務上背任などの罪で在宅起訴された李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長の事実上の初公判に当たる公判準備手続きが22日、ソウル中央地裁で開かれる。検察は2015年に行われたグループ傘下のサムスン物産と第一毛織の合併について、李氏の安定的な経営権継承のためグループの未来戦略室主導で綿密に計画されたものだったと判断した。一方、李氏側はこの合併について、経営上必要なもので、合法的だったとし無罪を主張している。◇金正恩氏 朝鮮戦争参戦の中国兵墓地を参拝 北朝鮮の朝鮮中央通信は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が、中国の朝鮮戦争参戦70周年に合わせ西部・平安南道にある中国人民志願軍烈士陵を参拝したと報じた。烈士陵は朝鮮戦争で戦死した毛沢東・元中国国家主席の長男、毛岸英氏らが眠る。金委員長は黙とうをささげた後、毛岸英氏の墓に献花。「帝国主義侵略者らを撃滅する聖戦で死も恐れず勇ましく戦った中国人民志願軍の将兵の赤い血はわが祖国の地のあちこちに染み込んでいる」としながら「彼らの崇高な魂と高潔な犠牲精神を永遠に忘れない」と述べた。
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