釜山市が海外都市交流を本格化、北米やカナダと

釜山市が5月に米シカゴ市と姉妹都市協定を締結して以来、北米地域との交流を本格化している。
　釜山市は12日、釜山市内で開かれる第6回世界韓商大会を前後してシカゴの経済使節団を招待することを計画していると明らかにした。シカゴ市が現在検討を進めている。釜山市はこれを地元企業との提携や合弁、地元商品の輸出機会として活用したい考えだ。また、今月14日にはシカゴ在住韓国人2、3世で結成された芸術団が釜山を訪れ、3日間にわたり市内各地で公演を行いシカゴをアピールする。

　双方は教育分野でも交流を深める。シカゴ市は教師交換プログラムを設置し、釜山市の教師がシカゴの公立学校で科学や数学の授業を行えるようにする予定だ。現在は釜山市教育庁が対象教師の選抜を進めている。

　このほか釜山市は、カナダ第2の都市・モントリオール市と交流を深めるため、13日から環境行政交流団を派遣する。モントリオール市がオリンピックスタジアム施設をバイオドーム（生態教育館）に再開発したケースや、下水処理施設、下水処理の高レベルな技術などをベンチマーキングし、環境行政の交流について意見を交換する。


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