大統領府によるとこの日午後、首席・補佐官会議が開かれた与官民会議室でムン・ジェイン(文在寅)大統領の後ろには「危機に強い国、頼もしい大韓民国」というスローガンが登場した。先週までは「国らしく正義にのっとって」というスローガンがあった。
大統領府が会議室のスローガンを変えたのは、大韓民国が新型コロナウイルスの防疫と経済の両方で成功的に対応しているという自信から出たものとみられる。新型コロナウイルスの危機を国民とともに克服するという意志も含まれているという。
文大統領は12日、首席・補佐官会議で「世界中がコロナ危機の中で、韓国は防疫と経済の両方で強い面を見せ、危機に強い国、大韓民国として国家的地位が高まっている」と強調した。
また、「危機の瞬間、より一層団結し力を合わせる危機克服遺伝子を持つ韓国国民がいたからこそ可能なこと」とし「危機に立ち向かい、国民の生命と安全を守り、経済と民生保護に責任を果たす心強い政府になる」と約束した。
大統領府は2018年6月首席・補佐官会議から「国らしく正義にのっとって」というスローガンを使用していた。これまでの政権にあった国政壟断、司法壟断など積弊を清算するという意志が込められたフレーズだった。
大統領府関係者はこの日、ニュース1との通話で「OECD(経済協力開発機構)の成長率見通しで1位を占め、国民が団結して防疫に協力するなど防疫と経済を同時に成功させた珍しい国」とし「このような点をまとめてフレーズを作ってみた」と述べた。
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