韓国「国民の力」、板門店見学再開に批判「政府・与党はなぜ民心に逆走行ばかり繰り返すのか」(画像提供:wowkorea)
韓国「国民の力」、板門店見学再開に批判「政府・与党はなぜ民心に逆走行ばかり繰り返すのか」(画像提供:wowkorea)
韓国の「国民の力」は19日、統一部が新型コロナウイルスや韓国公務員射殺事件があったにもかかわらず、来る11月4日からパンムンジョム(板門店)見学を再開することに関して「政府・与党はなぜ民心に逆走行ばかり繰り返すのか」と批判した。

 ペ・ジュンヨン報道官は同日、口頭論評を通じて「南北関係が最悪で、民心の怒りは高まる」と述べた。

 ペ報道官は「国民の血税180億ウォン(約16億6000万円)が投入された南北共同連絡事務所が灰になっても、統一部は賠償要求さえできなかった」とし「韓国国民が無惨に殺害されても、海洋警察は今も広い海で捜索ばかりしている」と言及。

 「この渦中に統一部は板門店見学を来月から再開するという」とし「(与党は)われわれ国民の北朝鮮住民接触手続きを簡素化する改正案まで発議した。青瓦台(大統領府)の終戦宣言の雰囲気作りに脇役を務めた」と述べた。

 また「国家の責任は国民の生命と安全、財産を保護することから始まる」とし「イ・イニョン統一部長官は、憲法前文から読み直して国政に臨むべきだ」と述べた。
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