統一部は19日、「11月4日に板門店見学支援センターの開所式開催、及びモデル見学以後の11月6日から本見学を開始する予定」だと明らかにした。
板門店見学は1970年に外国人を対象に開始され、1980年から韓国人の見学も可能になった。しかし2019年10月にアフリカ豚コレラ(ASF)の流行により中断されていた。
統一部は板門店見学を再開するとともに、板門店を国民がより便利に訪問できるよう訪問手続きを大幅に改善したと発表した。
これまで統一部・国防部(防衛省に相当)・国家情報院に分かれていた板門店見学の窓口を、統一部に「板門店見学支援センター」を設置することで一元化した。国民だれでもセンターを通じて今月10日午前10時からオンラインで申請することができる。
また、過去には団体単位で30~40人の見学だけが認められたが、今後は個人・家族単位で最大5人まで自由に申請できる。見学申請期間は最短60日前から14日前と大幅に短縮され、見学申請年齢も満10歳以上から満8歳以上に拡大され、小学校低学年まで見学が可能になった。
統一部は今回の板門店見学の再開と関連し、北朝鮮側に通知文または連絡線などを通じた関連事実の通知は行っていない。板門店見学の再開は南北間の合意が必要な事項ではないためだとの説明だ。
統一部のヨ・サンギ報道官は、「現在、板門店は南北ともに非武装状態で警備人員が勤務しており、板門店見学を再開することに特別な(安全問題)異常はないと判断した」と説明している。
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