去る9月19日、靖国神社を参拝した安倍晋三前首相(画像提供:wowkorea)
去る9月19日、靖国神社を参拝した安倍晋三前首相(画像提供:wowkorea)
安倍晋三前首相は、「軍国主義の象徴」である靖国神社を今日(19日)参拝した。

日本テレビによると、安倍前首相はこの日の午前 靖国神社で“どんな思いで参拝をしたのか”という記者たちの質問に「英霊に尊崇の思いを表すために参拝した」と答えた。

前回 安倍前首相が靖国神社を参拝したのは、総理辞任後から3日目となる先月19日で、それから わずか1か月ぶりでの今回の参拝である。

靖国神社は日本最大規模の神社として、東条英機など第2次世界大戦当時のA級戦犯14人をはじめとして、日本が犯した主要戦争で死亡した軍人・民間人など246万人あまりが合祀されていて、毎年 春と秋に大規模な慰霊祭である「例大祭」が行なわれる。

安倍前首相の場合、政権に返り咲いた2013年12月に靖国神社を参拝したが、日本による侵略と植民地支配を経験した韓国・中国はもちろん、米国からも批判と憂慮があがったことから、それ以降は供え物を奉納するなど、直接の参拝は控えてきた。

今回の秋の例大祭で菅義偉首相は、供え物を奉納することで参拝のかわりとした。また菅首相以外も田村憲久 厚生労働相、井上信治 科学技術担当相など一部の大臣級の閣僚が供え物を奉納したが、例年とは異なり直接の参拝はなされなかった。

これについて日本のメディアは「新型コロナウイルス感染症の流行と、就任した菅首相の外交戦略などを念頭に置いたものだ」と解釈している。

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