「洗濯紐お前が切っただろ」隣人を殺害した50代、2審で懲役15年=韓国(画像提供:wowkorea)
「洗濯紐お前が切っただろ」隣人を殺害した50代、2審で懲役15年=韓国(画像提供:wowkorea)
切られた洗濯紐のためもみ合いの末、隣人を鈍器で数回殴って死亡させた50代の男性が2審でも重刑を言い渡された。しかし1審で宣告した懲役17年の刑は重すぎると刑を2年減らした。

ソウル高裁刑事6部は16日、殺人容疑で裁判にかけられたAさんに懲役15年を宣告した。1審ではAさんに懲役17年を宣告していた。

裁判所は「普段から仲が良くない近所の住民Bさんともみ合いながら争い、シャベルで数回殴って殺害した」「罪を償う特別な努力をせずにおり、遺族も厳しい処罰を望んでいる」と説明した。

続けて「しかし、Aさんが逮捕された直後から犯行事実を認めて反省する態度を見せ、誤りを悔いている」「些細な問題で争う中偶発的に犯行を犯したが、道路交通法違反などで2回罰金刑を受けたことがある以外には刑事罰の前歴がない」とした。

また「すべての量刑の条件を総合すると、1審で宣告した型は非常に重く不当だ」と減刑理由を説明した。

京義・坡州市に居住するAさんは、今年の3月25日午前、自分がベランダにかけておいた洗濯紐が切れていることを発見し、普段から仲が良くなかった隣人であるBさんが切ったものと見て近くの家庭菜園で仕事をしていたBさんに抗議した。

これに対してBさんがAさんに対し悪口を言い顔を殴ると激怒、庭にあった鈍器をBさんに振り下ろした。この過程で、Aさんは床に倒れたBさんの頭と首を数回殴り死亡させた疑いで起訴された。
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