マスクを着用して授業を受ける高3の生徒(資料写真)=(聯合ニュース)
マスクを着用して授業を受ける高3の生徒(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国教育部と全国の広域自治体(17市・道)の教育庁は16日、12月3日に予定されている大学修学能力試験(日本の大学入学共通テストに相当)の合同管理団の初会議を開き、新型コロナウイルスの感染防止のための試験会場での防疫指針を確定した。  指針によると、自主隔離中、または感染が確認された受験生は家族や親戚、担任教師などが受験票を代理で受け取ることができる。試験当日、受験生は会場に入る前に手を消毒して体温を測り、症状の有無を確認した後、無症状であれば一般の試験会場に、症状があれば別室に入る。試験中は必ずマスクを着用しなければならない。 一般の試験会場では、粒子状物質(PM)を遮断する機能のない一般のマスクを着用できる。ただ、他人への感染の懸念があるバルブ付きのマスクや布マスクは使用できない。 マスクを着用していない場合、原則的に試験会場に入れない。管理団は、汚染や紛失に備えて予備のマスクを持参するよう呼びかけた。 受験生は各自弁当と飲み物を準備し、昼食時間も自分の席を離れてはならない。 複数の受験生が一緒に食事をしてはならず、昼食時間の後は試験会場の換気を行わなければならない。机の前にはついたてが設置される。 新型コロナウイルス感染者のため、病院にも試験会場が設けられる。
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