韓国のソウル東部地検(画像提供:wowkorea)
韓国のソウル東部地検(画像提供:wowkorea)
韓国のチュ・ミエ(秋美愛)法相の息子“ソ氏”による兵役当時の休暇未復帰疑惑を捜査していた検察捜査チームは、該当疑惑を提起した当時の当直兵“ヒョン氏”がチュ法相を告訴した事件も担当することになった。

今日(15日)韓国検察によると、ソウル東部地検は ヒョン氏がチュ長官とソ氏の法律代理人の弁護士を名誉棄損で告発した事件を、刑事1部に担当させた。

東部地検の刑事1部は、ソ氏の休暇未復帰疑惑を捜査したのち、去る9月28日 チュ法相とソ氏、チュ法相の前補佐官に対して嫌疑がないと報告し、不起訴処分となっている。現在 チュ法相の息子の通訳兵選抜と、娘の留学ビザ発給請託疑惑に対する捜査も担当している。

当直兵ヒョン氏とヒョン氏を代理するキム・ヨンス国防権益研究所長は去る12日午後 東部地検を訪れ、チュ長官と弁護士を相手に虚偽事実摘示による名誉棄損の嫌疑を適用した告訴状を提出した。

キム所長は「(ヒョン氏がウソをついていないという事実は)検察の捜査でもそうであるし、客観的に立証されている」とし「それに対して(チュ長官となどが)認め、謝罪するのが常識だ」と伝えた。つづけて「謝罪もしくは遺憾の表現をすれば、告訴を取り下げる」と付け加えた。

東部地検に告訴状を提出した背景については「東部地検を信頼していないが、選択の余地がなかった。信頼して東部地検を選んだわけではない」としながらも「どちらにしても、(捜査が)早く進むだろう」と語った。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96