韓国経済副首相、「デジタル税が事業活動に否定的な影響を及ぼさないように」

韓国のホン・ナムギ経済副首相兼企画財政部長官は14日、デジタル税と関連し「最低限税の導入が、租税回避リスクのない実質的な事業活動に否定的な影響を及ぼさないよう制度を設計していこう」と述べた。

　ホン副首相は同日、G20財務相会議に出席しこのように述べた。今回の会議は当初、米国ワシントンで開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響によりビデオ会議で開催された。

　ホン副首相は最近議論されているデジタル税と関連し、「デジタルサービス業が製造業に比べ、デジタル化を通じて市場でより多くの利益を創出している点を勘案し、デジタルサービス業と製造業間のこのような違いを考慮すべだ」と述べた。

　さらに「グローバル最低限税導入の議論と関連し、最低限税の導入が、租税回避リスクのない実質的な事業活動に否定的な影響を及ぼさないよう制度を設計していこう」と提案した。