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韓国 けさのニュース(10月15日)
◇新型コロナ感染再拡大の懸念 集団感染・海外流入増加で 韓国政府が新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを第2段階から第1段階に引き下げてから、各地でクラスター(感染者集団)の発生が相次ぎ、感染拡大が再燃する兆しを見せている。最近発生したクラスターは今回の緩和措置の影響によるものではないが、今後の感染拡大につながるリスク要素となる可能性が高い。秋夕(中秋節)連休中の感染の影響が続く中、南部・釜山の療養型病院では約50人の感染が確認されたのに加え、海外からの入国後に感染が確認された人も1日当たり30人台に増えており、防疫当局は市中感染と海外流入を同時に遮断しなければならない二重苦に見舞われている。◇韓米共同声明に「在韓米軍の規模維持」含まれず 韓国政府は削減を否定 国防部は、14日(米東部時間)にワシントンで開いた韓米定例安保協議(SCM)の後に発表した共同声明に在韓米軍を現在の規模で維持するとの内容が含まれていなかったことに関連し、兵力削減を意味するものではないとの立場を示した。国防部の関係者は同日、報道陣の質問に対し「表現は変わったが、飛躍して解釈する必要はない」と述べた。共同声明には、在韓米軍に関して「両長官は在韓米軍が朝鮮半島での武力紛争防止と北東アジア地域の平和・安定増進における重要な役割を持続的に遂行することを再確認した」とし、「両長官は同盟の抑止態勢の信頼性、能力、持続性を保障することを公約した」との内容が盛り込まれた。◇今秋一番の冷え込み 中部内陸で5度以下 気象庁は15日、北西から冷たい空気が南下したことで一部海岸地域を除く全国のほとんどの地域で気温が10度を下回り、今秋一番の冷え込みとなったと発表した。京畿道北部の内陸地方と江原道西部、同道山間地方は氷点下を記録し、中部の内陸地方と全羅北道東部、慶尚北道北部の内陸地方では5度以下に下がった。最高気温は16~22度で、寒暖の差が激しくなると予想される。