14日午前、病院入り口では「面会禁止」の文句とともにドアが固く閉められていた。病院職員らはインタビューを拒み、現場の対応に奔走していた。
病院関係者は、「現場の対応に忙しいので、早く出て行ってほしい」と話した。
診療室の入り口には保護者待機所が設置され、消毒剤、体温計、訪問者の名簿などが置かれていた。
この日現場で会った患者の家族によると、3月から面会が一切禁止された。患者は看護師や医師らが管理していると伝えられた。
88歳の母親が陽性判定を受けたという知らせを受け、急いで駆け付けたチェ氏(61)は、涙を拭き不安なまま入り口で待機していた。
彼は「昨日、病院から検査中だというメッセージをもらって駆け付けた。今日、職員から感染の知らせを受けた」と言い、「7月に非対面の面会をしてから母の顔を見ていない」と話した。
病院関係者によると、一部の感染者はこの日、釜山医療院に移送される予定だ。
釜山市保健当局によると、今月13日に該当療養病院に勤務する看護助務士の感染者が陽性と判定された後、病院職員と患者ら262人を集団検査した結果、この日52人が陽性判定された。
感染者52人のうち職員は10人、患者は43人だ。感染者の中には死亡後の死後検査で陽性判定を受けた人もいる。
ヘトゥラク療養病院のホームページは現在閉鎖された状態だ。
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