ユ・スンジュンさん(資料写真)=(聯合ニュース)
ユ・スンジュンさん(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の牟鍾和(モ・ジョンファ)兵務庁長は13日、国会国防委員会による国政監査で、兵役逃れのため韓国国籍を放棄して米市民権を取得した歌手のユ・スンジュンさん(43)について、入国禁止措置を維持すべきとの考えを示した。

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 牟氏はユさんの入国禁止に関する野党議員からの質問に、「ユさんは国民に対して兵役の義務を公正に履行すると繰り返し約束しながらも、これを拒否した」と述べ、「入国して国内で芸能活動を行えば、この瞬間も兵役の義務を果たしている将兵たちの喪失感はどれほど大きいだろうか」と言葉に力を込めた。

 犯罪を犯した外国人も退去強制から5年後には再入国できるのに、ユさんに対する入国禁止を続けるのはやりすぎだとの指摘にも、「神聖な兵役の義務を遂行することの方が重要なため、入国は引き続き禁止されるべきだ」と答えた。

 ユさんは韓国で1997年にデビューした後、トップスターとして活動していたが、2002年1月、兵役を回避するため米市民権を取得し、韓国政府により入国が禁じられた。

 15年、ユさんは韓国内での営利活動が可能な在外同胞ビザ(査証、F―4)をロサンゼルスの韓国総領事館に申請したが却下され、訴訟を起こした。一審・二審ともに敗訴したが、19年に大法院(最高裁)は領事館がビザ発給を拒否したのは違法だとして、ソウル高裁に審理を差し戻した。今年3月にユさんの勝訴が確定した。

 ただ、大法院の判決はビザ発給を拒否する過程で適切な手続きを経なかったことによるもので、ビザの発給を命じたものではなかった。

 ロサンゼルスの総領事館が7月にビザ発給を再度拒否したことから、ユさんはこのほど同総領事館を相手取り、ビザ発給拒否処分の取り消しを求める訴訟をソウル行政裁判所に起こした。ユさん側は「芸能人として過去にした約束を守れなかっただけだが、韓国の安全保障などを理由に無期限の入国禁止措置を取り、18年7か月がたった今も同じ論理で拒否するのは違法だ」と主張している。


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