韓国の統一省は「南北が協力する日が早く来ることを期待する」と伝えた(画像提供:wowkorea)
韓国の統一省は「南北が協力する日が早く来ることを期待する」と伝えた(画像提供:wowkorea)
韓国の統一部(省)は今日(12日)、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長が労働党創建75周年記念 閲兵式の演説で「南の同胞(韓国)」と言及したことについて「新型コロナウイルス感染症の状況が一日も早く鎮まり、南と北が互いに手を取って協力する日が早く来ることを期待する」と伝えた。

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統一部の報道官はこの日の定例会見で「キム委員長が閲兵式の演説を通して『愛する南の同胞』という表現と、『新型コロナの状況が鎮まれば、手を取り合う日が来る』と表現したことは、環境が整えば南北関係が戻るようになることを示唆したものだ」と評価した。

キム委員長は去る10日 閲兵式での演説で「愛する南の同胞たちにも、暖かなこの気持ちを送り、一日も早く保健危機が克服され、北と南が再び手を取り合う日が訪れることを願う」と語っていた。

これにについて前日 統一部は声明文を通して「わが国民に慰労を送り、南北関係の改善の可能性を示唆したことに注目しながら、朝鮮半島の平和と南北関係の発展につながることを期待する」と伝えた。つづけて「このために、南北間の対話再開がなされ、環境が整えば 新型コロナを含めた人道的・保健医療分野から、相互協力が再開されることを願う」と付け加えた。

統一部の報道官は、“前日の声明文の発表以降、具体的に進展した事項はあるか”という記者からの質問に「人道的協力と保健分野の協力において、北朝鮮と協力する準備は既にできてきて、また このことは何度か今まで伝えてきた」としながらも「今すぐ 具体的に何かの提案をしたり、推進できる段階ではない」と語った。

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