北朝鮮、集団体操公演が開幕…「お祭り」ムード高まる

北朝鮮の労働党創建75周年を祝う大集団体操と芸術公演「偉大な嚮導」が11日、ピョンヤン（平壌）の5月1日競技場で行われた。北朝鮮の集団体操公演は体操とダンス、カードセクションなどを披露する大規模な群衆行事だ。

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北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は12日、3面でキム・ジョンウン（金正恩）国務委員長の公演観覧について伝えた。北朝鮮は今月10日に党創建75周年を迎え、閲兵式と各種記念行事・公演などを行い、「お祭り」ムードを高めている。

公演はこの日から今月31日まで続く。前日に金委員長が観覧した集団体操公演は、正式な開幕の前日公演で、一般住民らの入場はこの日から可能になるものとみられる。

北朝鮮は、主な記念日に体制の宣伝と外貨の獲得などのため集団体操公演を披露してきた。ただ、今年は新型コロナウイルス事態で公演がないだろうとの見方も出ていたが、区切りの年であるだけに内部結束と体制宣伝のため強行したものと分析される。