1か月で1億ウォンずつ上昇する世宗市マンション価格＝韓国

セジョン市（世宗市）のマンション価格が急騰している。すでに今年の累積で、昨年比上昇率が40%に迫る中、1か月で1億ウォン（約900万円）上昇し、申告価格を更新している。

11日、国土交通部の実際の取引価格資料によると、世宗市大萍洞6団地は先月13日、専用面積99.18平方メートルが12億ウォンで売買された。

この地域のマンションは、今年6月に9億1800万ウォンで取引されたが、8月に10億5000万ウォン、9月には12億ウォンで申告価格を更新した。

世宗市は今年に入ってマンション価格が最も大幅に上昇した地域だ。 韓国鑑定院のマンション価格動向を見ると、世宗市は今年の累積上昇率が38.16%を記録した。

このように世宗住宅価格が上昇した最大の理由としては、政府の国会と政府省庁移転議論が挙げられる。

加えて民主党のキム・テニョン院内代表は7月、「国会が丸ごと世宗市に移らなければならない」と述べ、遷都論に火をつけた。

遷都論とともに人口も増加を続けている。 行政安全部の住民登録人口現況を見ると、昨年末34万1000人だった世宗市人口は、先月には34万8000人まで上昇した。

不動産114のユン・ジヘ首席研究員は「遷都論に火がついたが、これを除いても世宗市が長期的にマンション価格を上昇させる可能性がある地域であることは間違いない」とし「人口流入も続いて所得水準も上昇している地域」と分析した。