最近コロナの新規感染者は減少傾向にあり、距離の確保を1段階に下げる可能性が出ている。人々の疲れが溜まっている上、長期間運営が中断されたソウルの高リスク施設の被害も大きい状況である。ただし11月初めまでに発表される距離の確保システムの改編までは、一旦2段階を維持する可能性もある。
◇1段階に引き下げるか... 13日からのマスク着用義務化が防疫裏付け
10日、中央災難安全対策本部によると、政府は来る11日社会的距離の確保の調整案を確定、発表する計画だ。
ユン・テホ中央事故収拾本部・防疫総括班長は9日の定例会で「コロナの検査量が回復されたのにも関わらず感染者の減少傾向が続いているが、潜伏期間を考慮すると、(流行状況)を評価、確定するには早い時期」と「推移を見守った後、旧盆連休の影響を評価する」と明らかにした。
政府は8月中旬から首都圏内のコロナ感染が拡大する中、首都圏と非首都圏地域それぞれに距離の確保の段階を適用してきた。
社会的距離の確保の段階は、Δソウル・京畿(8月16日、2段階に準ずる1.5段階)Δ首都圏(8月19日、2段階)Δ全国(8月23日、2段階)Δ首都圏(8月30日、2.5段階)Δ首都圏(9月14日、2段階引き下げ)Δ非首都圏(9月21日、2段階の延長)Δ2週間お盆特別防疫(9月28日、2段階)の順に進行されてきた。
最近、新規感染者発生の推移は減少傾向にある状態だ。9月26日から10月9日までの2週間の毎日の感染者数は、「61→95→50→38→113→77→63→75→64→73→75→114→69→54人」であった。
特に、12日から1段階へ下げる可能性が提起されているのは、13日から利用施設などでマスクの着用を義務化する方針が適用されるためである。政府は、国民の混乱を防ぐため30日間の期間を置いて、11月13日から「マスク未着用」違反行為について、10万ウォン以下の罰金を課す方針だ。
◇11月初めまでに距離の確保システム、「施設→個人」重視に改編
現在、社会的距離の確保には、1〜3段階の間の防疫強度の差が非常に大きく、流行状況に応じて各ステップをそのまま適用することは難しいため、新しいシステムが必要とだという指摘がされてきた。
政府は今月末に、11月初めまでに現在の3段階に区分されている「社会的距離の確保」システムを全面改編する計画だ。
政府は今後、距離の確保システムの中核を「施設」から「国民」に転換する計画だ。国民自らが防疫指針を遵守できるようにすることに重点を置く。今まで集団感染が発生した施設においても、正しいマスク着用者は感染しなかった事例に着目した形だ。
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