北極(韓国海洋水産開発院 提供)(画像提供:wowkorea)
北極(韓国海洋水産開発院 提供)(画像提供:wowkorea)
北極の海の氷が2019年 歴代2番目の最小面積を記録したのにつづけて、15年後の2035年には消えてしまうという英国の研究結果が出た。このような中 世界各国は、北極の豊富な資源確保のために「コールド・ラッシュ(Cold Rush)」競争に乗り出している。

今日(10日)韓国海洋水産開発院(KMI)によると、北極の面積は2100万平方キロメートルで、地球の面積の約6%を占めていて、全世界の海洋の約3%を占めている。また 北極に埋蔵されている石油は約899億9000万バーレルで、全世界の埋蔵量の30%に達するものと推定されている。

加えて 天然ガスは約47兆立方メートルで、全世界の天然ガス埋蔵量の30%に達し、液化天然ガスは440億バーレル、その他ニッケル、鉄鉱石、銅、ウラン、ダイアモンドなど、豊富な鉱物資源があるものと推定されている。

地球温暖化による北極の解氷は、生態系の破壊をもたらすと同時に、北極航路、資源およびインフラ開発などの新たな経済的機会を提供している。

北極資源開発のためのインフラ投資需要は約1兆ドルに達するものとみられ、このような趨勢の中 世界各国による資源開発のための投資も活発化している。

ロシア、米国、カナダ、ノルウェー、デンマーク(グリーンランド)、スウェーデン、アイスランドなど北極圏の8か国のうち、ロシアが北極投資に最も多くの費用を投入している。

ロシアはエネルギー開発分野と交通・物流などのインフラ投資に関心をもち、2030年までに約1854億ドルを投資する計画である。

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