北朝鮮は労働党創建75周年を迎え、金正恩 北朝鮮国務委員長は直接 「演説」をするものとみられる(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は労働党創建75周年を迎え、金正恩 北朝鮮国務委員長は直接 「演説」をするものとみられる(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は労働党創建75周年である今日(10日)大規模な閲兵式を行ない、キム・ジョンウン(金正恩)国務委員長が直接 「演説」をするものとみられる。また 北朝鮮は「新たな戦略武器」を披露するが“試験発射”は自制し、状況管理するものとみられている。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

北朝鮮が公開する武器としては、新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)、新型SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)、移動式発射車両(TEL)などがあげられている。

韓国統一部(省)のイ・イニョン(李仁栄)統一相は去る8日 国政監査で「以前のようであれば、自分たちの核兵器やミサイルの能力を誇るために、過激な挑発として実際に発射したり実験する時もあった」、「今回は、兵器を披露することで誇る程度ではないか」と語っている。

また キム委員長は今回の閲兵式で直接 演説するものと予想されているが、対南(対韓国)・対米など「対外」よりも、「内部」へのメッセージに集中するものとみられる。水害復旧に動員された軍と党員たちの苦労を称賛しながら、団結を図るものと推測されている。

北朝鮮は、今年の初めからの新型コロナウイルス感染症事態と夏の水害が重なったことで、計画の一部を修正し、掲げるほどの成果も別段ない状況である。

しかも キム委員長は先月の党中央委員会全体会議で、ここ5年間推進してきた経済目標の達成に失敗したことを認めている。

韓国政府は、キム委員長が対外的にどんなメッセージを出すかに注目している。米大統領選と来年の党大会に向けて、今回の創建日に米朝もしくは南北関係について言及するなら、対外的な動きを始めるシグナルだと解釈できるからである。

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