発表されたデザイン=10日、ソウル(聯合)
発表されたデザイン=10日、ソウル(聯合)
伝統民俗芸能を素材とした記念コインが、今年から毎年シリーズとして発行される。韓国銀行が10日に明らかにした。今年は8月1日に重要無形文化財に指定されている仮面舞踊劇「タルチュム」を素材とした記念コインを発行する。また、来年以降はやはり重要無形文化財指定の全羅道に伝わる舞踊「カンガンスルレ」、慶尚南道・霊山に伝承される「霊山綱渡り」を素材としたコインを発行する計画だ。
 「タルチュム」記念コインは2万ウォン硬貨で、世界でも珍しい12角形となる。表面には殷栗・鳳山2つのタルチュムの踊り手をデザイン、裏面には河回、康?、楊州別山台、統営などに伝わるタルチュムに使用される仮面が丸く並べられている。国外発行分最大5000枚を含め、最大5万枚を発行する。

 記念コインは通常、主にオリンピックをはじめとする国家的行事の開催などにあわせ政府の要請を受け、韓国銀行が発行する。韓国銀行が自主的に発行を企画したのはこれが初めてだ。韓国銀行側は、コイン製造技術の発展と国民の文化的自負心の向上、韓国文化の海外公報に向け、文化芸術素材の記念コイン発行を決めたと説明している。


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