韓国首相、「蔚山火災、被害者に直ちに保護措置を…政府は最後まで共に」(画像提供:wowkorea)
韓国首相、「蔚山火災、被害者に直ちに保護措置を…政府は最後まで共に」(画像提供:wowkorea)
韓国のチョン・セギュン(丁世均 )首相は8日にウルサン(蔚山)で発生した複合高層ビルの火災と関連し、完全な鎮火と被害者の救助に万全を期すことを指示し、「政府が最後まで共にする」と述べた。

丁首相は9日午前、SNSに「火災陳圧のため最善を尽くした蔚山市と消防関係者の皆さんの苦労に感謝する」とし、「油断せず最後まで火種を完全に鎮圧するとともに、まだいるかもしれない被害者の救助と安全に万全を期してほしい」と指示した。

また、「関係部署は発生した被害者に対する迅速な保護措置と負傷者らの治療にあたってほしい」と求めた。

丁首相は、「火災事故予防の関係者の皆さんは、事故の原因を迅速に把握し、国民に正確に知らせ、これ以上国民が不安にならないようにしなければならず、乾燥する秋の季節の火災に備えた予防方案をもう一度点検せよ」と述べた。

そして、「被害者の皆さんに深く慰労の言葉を伝える」と付け加えた。

消防当局は午前8時現在、建物内部にいた住民77人を救助し、煙を吸ったり擦り傷を負った住民88人を近くの病院に移送した。

丁首相は火の手が上がった9日午前1時頃、消防庁・警察庁などの関係部署と蔚山市などの自治体に、「可能なすべての人力と装備を動員し、迅速に人命を救助し火災を鎮圧せよ」との緊急指示を下している。

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