故ク・ハラ氏を脅迫・暴行、元交際相手の保釈請求を最高裁が棄却=韓国(画像提供:wowkorea)
故ク・ハラ氏を脅迫・暴行、元交際相手の保釈請求を最高裁が棄却=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国・歌手、故ク・ハラ氏を生前に暴行してプライベート動画で脅迫した疑いで2審で実刑判決を宣告され、法廷拘束された元交際相手チェ・ジョンボムさん(29)が保釈請求をしたが、受け入れられなかった。

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8日、最高裁は傷害などの疑いがもたれているチェさんが請求した保釈請求について、この日棄却決定を下した。裁判所は、「チェさんに対する保釈を許可するほどの相当な理由がない」とし「関与法官の一致した意見で、このように決定した」と明らかにした。

チェさんは9月23日、最高裁第1部(主審パク・ジョンファ最高裁判所裁判官)に保釈請求書を出した。

チェさんは2018年9月、ク氏を殴り傷害を負わせ、ク氏にプライベート動画を送り脅迫した疑いがもたれている。また、ク氏に前所属事務所代表ヤン某さんや知人のラ某さんを連れてきて、ひざまずいて謝罪するよう要求(強要)した疑いもある。

検察は、チェさんから押収した電子機器でク氏の同意なしに撮った写真が出て、チェさんに性的暴行処罰法(カメラなどを利用した撮影)違反の疑いとともに、ク氏の家の扉を破損した疑い(財物損壊)も適用した。

1審はチェさんに懲役1年6月、執行猶予3年を宣告したが、2審は1審の刑が軽すぎるとし懲役1年の実刑を宣告し、チェさんを法廷拘束した。ただ、2審でも1審と同様に違法撮影容疑については無罪が宣告された。

2審は「チェさんが写真を撮影した当時の状況や、写真撮影時点前後のチェさんとク氏の行動を見ると、検事が提出した証拠だけからはク氏の意思に反して撮影されたという点が合理的に疑う余地なく証明されたと判断するのは難しい」と説明しした。

判決に不服とした検察とチェさんは上告し、今月15日に結論が出る予定である。

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