韓国警察、故ソルリさんの死亡報告書流出した公務員を嫌疑なし処理

韓国の警察が昨年10月14日に死亡した状態で発見された歌手兼女優故ソルリさんの死亡当日の救急活動動向報告書を流出した公務員を嫌疑なしとして処理したことが確認された。

　国会行政安全委員会所属のキム・ヨンベ「共に民主党」議員が警察庁から提出された資料によると、京畿南部地方警察庁は今年1月、同事件を不起訴意見（嫌疑なし）で検察に送致したという。

　先立って昨年10月、ソルリさんの死亡当日、城南消防署が作成した救急活動動向報告の文書が流出し、オンライン上に流布されて物議をかもした。

　その後、京畿消防庁の依頼を受けて捜査に乗り出した京畿南部庁サイバー捜査隊は、参考人調査と被疑者調査を1件ずつ進めた後、今年1月15日、水原地方検察庁に不起訴意見で送致した。