北朝鮮、昨年の“対南非難”2018年より6.5倍増…ことしは6月最高潮(画像提供:wowkorea)
北朝鮮、昨年の“対南非難”2018年より6.5倍増…ことしは6月最高潮(画像提供:wowkorea)
昨年、北朝鮮の対南(韓国)非難の件数が2018年より6.5倍も急増したことが8日、わかった。

 キム・ギヒョン「国民の力」議員が統一部から提出された資料を分析した結果、北朝鮮官営メディア「労働新聞」と「朝鮮中央通信」、宣伝メディア「わが民族同士」など3媒体が対南非難声明を発表した件数は2018年152件から2019年981件と6.5倍急増した。

 ことしも去る7日基準で、対南非難件数は600件に達しており、2018年の4倍に近い状況だ。

 ここ3年間、北朝鮮が3媒体を通じて韓国政府を非難した件数は計1733件に達した。月平均50件に達する対南非難記事が出ている。

 特にこのうち最も対南非難があった月はことし6月だった。この時期は一部の脱北者団体によると対北ビラ散布が2回もあった。当時、北朝鮮は1か月間で239件、1日平均8回ずつ猛非難をした。

 対南非難が最も多かった北朝鮮メディアは「わが民族同士」だった。「わが民族同士」は全体の66.9%である1160件の対南非難記事などを発表。「労働新聞」の379件(21.8%)、「朝鮮中央通信」197件(11.4%)の順だった。


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