国会行政安全委員会所属のソ・ボムス(徐範洙)国民の力議員は「開天節集会に関連して過剰対応論議が多い」とし「国民の健康権と憲法上保障された集会の自由をどう調和させるべきかを悩むべきだったと残念な気持になる」と指摘した。
さらに「ドライブスルー集会はダメだと主張し、いわゆる『在寅山城』を設置した」とし「警察庁長が国民を相手に脅迫するのではないかと恐怖の雰囲気も感じた」と主張した。
同党のパク・ワンス(朴完洙)議員は「コロナが日常化し、国民生活が変わっているのに、これからもこうしたやり方で引っ張っていくのか」とし「公権力にも基準と原則があるべきだ。下手すると権限乱用だ」と加勢した。
一方、ハン・ビョンド(韓秉道)共に民主党議員は「開天節にコロナを防止するため、光化門集会への警察対応は効果的で効率的だった」とし「チュソク(秋夕、中秋節)以後、コロナが再び拡散すると懸念したが、今のところはそうでもない」と警察対応を擁護した。
これに対しチン・ヨン(陳永)行政安全部長官は「避けられない選択だった」と述べた。
陳長官は「コロナ防疫レベルで集合が禁止されて、警察が動員された」とし「運動や公演もすべて無観衆でするのに、集会もオンラインで行ったり、防疫守則をきちんと守れば警察がそうする必要はないが、守られない恐れがあるので不可避な措置を取った」と伝えた。
また「集会はコロナが発生するまでは自由にできた」とし「コロナが安定すれば段階を緩和できる。まだ我々が望むほど感染者は減っていないが、コロナを早く鎮圧しようと努力している」と述べた。
キム・チャンリョン(金昌龍)警察庁長が、開天節集会への対応と関連して、国会でイ・ナギョン(李洛淵)共に民主党代表に会って報告したのは不適切だという野党の指摘も出た。
徐議員は「ある特定政党の代表にだけ報告すると、公権力執行の公正性や中立性が大きく損なわれる」と指摘した。
陳長官が「必要なら野党にも説明しなければならない」と答えると、徐議員は「野党が呼ぶと来ない」と答えた。
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