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射殺事件は「敵対行為」 すべての責任は北朝鮮に=韓国国防相
【ソウル聯合ニュース】韓国の徐旭(ソ・ウク)国防部長官は7日、国会国防委員会による国政監査で、北朝鮮軍が海上で韓国人男性を射殺した事件について、「真相を究明しなければならず、共同調査が必要だ」として、「すべての責任は北にある」との認識を示した。 また、今回の事件が敵対行為にあたるかに関しては、「包括的に敵対行為とみられる」との見方を示した。2018年9月の南北首脳会談に合わせて締結した南北軍事合意に反するかどうかについては、「軍事合意は今後、さらに発展させていかなければならない」とした上で、「全般的に合意の精神に反する」と述べた。 北朝鮮軍が上層部の指示で男性に銃撃を加えたとした韓国軍の発表と異なり、北朝鮮は取り締まりを行っていた艇長の判断で射撃したと主張している。これについて徐氏は、韓国軍の発表が事実との立場を繰り返した。