徐旭・国防部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
徐旭・国防部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の徐旭(ソ・ウク)国防部長官は7日、国会国防委員会による国政監査で、北朝鮮軍が海上で韓国人男性を射殺した事件について、「北は共同調査の要求には応じず、われわれの海域での正当な(遺体の)捜索作戦を威嚇するなど、軍事的な緊張は続いている」と述べた。 北朝鮮の朝鮮中央通信は先月27日、韓国側が男性の遺体の捜索を黄海上で実施していることについて、北朝鮮の領海を侵犯する行為を即刻中止しなければならないと主張した。 だが、韓国軍は黄海上の南北の軍事境界線とする北方限界線(NLL)の韓国側水域で捜索活動を行っている。 一方、徐氏は「朝鮮半島を取り巻く安保状況はいつにも増して複雑であり、予測できない」として、「軍は全方位的な安保脅威に備え、軍事対応態勢を維持しており、いかなる場合も国の安保に空白が生じないよう万全を期している」と強調した。
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