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韓国検察 全斗煥氏に懲役1年6カ月を求刑=光州事件に絡む名誉棄損
【光州聯合ニュース】韓国軍が市民らの民主化要求行動を弾圧した1980年の5・18民主化運動(光州事件)に絡み、死者に対する名誉毀損(きそん)の罪で在宅起訴された全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領(89)の論告求刑公判が5日、光州地裁で開かれ、検察側は懲役1年6カ月を求刑した。 全被告は裁判所の許可を受けてこの日も裁判に出席しなかった。 同被告は2017年4月に出版した回顧録で、光州事件の際に軍がヘリコプターから市民に向けて射撃したとする神父(16年に死去)の目撃証言を否定し、「聖職者という言葉が意味をなさないほど破廉恥なうそつき」と非難。18年5月に在宅起訴された。 死者に対する名誉毀損の罪には2年以下の懲役か禁錮、または500万ウォン(約45万円)以下の罰金が科せられる。