2日 香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、中国軍事科学院の特別招聘専門家である何雷 中将は、“抗米援朝(朝鮮戦争の中国式表現。米国に対抗し、北朝鮮を助けるという意)”70周年記念日(25日)を控え発表した寄稿文で、先のように伝えた。
何中将は「中国が朝鮮戦争で勝利したのち、米国はそれ以上 中国に軍事的侵略を敢行しようとはしていないことを、歴史が証明している」と主張した。
また 何中将は「毛沢東元国家主席は米中間の力の格差にもかかわらず、先見の明をもって参戦を決定した」と評価した。
つづけて「弱者が強者に勝ち、優勢な装備をもった敵を劣悪な装備で追い払うという奇跡を起こした」とし「米国の帝国主義は、天下無敵だという神話を崩壊させた」と強調した。
何中将は最近 新型コロナウイルス感染症などによって全世界が激変している中、米国が中国の安保にも深刻な脅威を加えていることに、朝鮮戦争を振り返ってみる必要があると伝えた。
何中将は「1949年“新中国”の成立後、米国は中国を政治的孤立、経済的封鎖、軍事的に包囲するなど敵対政策をとってきた」とし「我々は偉大な“抗米援朝”戦争の闘争精神と闘争技術を継承・発展させ、戦闘意志を強くしなければならない」と主張した。
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