新型コロナウイルスの検査を行う専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの検査を行う専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
◇連休終了で再び試されるコロナ防疫 人の移動影響を注視 帰省客や旅行客の移動が多かった秋夕(中秋節)の連休(9月30日~10月4日)が終わり、韓国政府の新型コロナウイルス防疫能力が再び試されることになった。感染拡大でも安定でもない多少あいまいな状態を維持している中、連休の終了により今後の状況次第ではゴールデンウイークや夏休み後の感染拡大が再現される可能性も指摘されている。◇全斗煥元大統領の裁判きょう結審 光州事件に絡む名誉棄損 韓国軍が市民らの民主化要求行動を弾圧した1980年の5・18民主化運動(光州事件)に絡み、死者に対する名誉毀損(きそん)の罪で在宅起訴された全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領(89)の裁判が5日に結審する。法曹界では、全氏が高齢で健康に問題がある点を考慮しても、起訴内容を全面的に否認しており、事実上、光州事件に関連した最後の司法処罰となる点から、検察が最高刑を求刑する可能性があるとの見方が出ている。◇日本の右翼団体が国連人権理事会で世論戦 韓国の慰安婦団体巡る疑惑で  日本の右翼団体が旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」を巡る疑惑を逆手に取り、国連人権理事会で慰安婦問題を否定する世論戦を展開したことが分かった。正義連は慰安婦被害者のための活動が国内外で厳しい攻撃を受けているとして、国連に支援を要請した。◇外相が夫の米国旅行を謝罪 「帰国させるのは難しい」 康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は4日、夫の米国旅行が波紋を呼んでいることに対して、帰国させるのは難しいとの立場を示した。外交部の当局者によると、康氏はこの日開かれた外交部の室長・局長級高官との会議で「国民が海外旅行などを自粛している中でこのようなことがあり、経緯にかかわらず申し訳ない」と謝罪した。康氏の夫の李一ビョン(イ・イルビョン)延世大名誉教授は3日、ヨット購入と旅行を目的に米国に出発した。◇バッテリー事業分社化のLG化学 個人投資家が株式大量売却  LG化学がバッテリー事業の分社化を発表して以降、個人投資家が同社の株式6000億ウォン(約540億円)以上を売却したことが分かった。分社化に対する個人投資家の反発が続くなか、今月30日に開かれる臨時株主総会で分社化案の可決に必要な賛成票を確保できるか注目される。個人投資家が同社株を売却したのは、LG化学の未来の収益源であるバッテリー事業が分離されることで、既存の株主はバッテリー事業の成長による利益を得られなくなる懸念が高まったためだ。
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